子供が熱をだしたら慌てて心配する人がいますが、
熱が出ている時はすでに体に備わった自然の力によって
治療が行われている最中だということを忘れているようです。
熱によって体の中のウイルスは殺されるわけですから、熱を
下げようとする行為はウイルスを援護して自然治癒を邪魔している
ことになります。
いつもと違った状態をすべて病気のように見るのではなく
その状態のほとんどが自然の治療行為の姿であることを
信じられるようになれば親の心の騒がしさが静けさに変わると思います。
自然の経過を辿っているときは熱があっても下痢をしていても、
苦しがっても一呼吸のうちに脈の数が4つ打っていれば大丈夫なのです。
1分間、脈を数えて、続いて呼吸を数えて、脈の数を呼吸の数で
割ってみたときに、数が4になっていればどんな不調であっても
体にとっては想定内ということになります。
やがて自然に治癒されていきますので静かに症状の経過を
見届けてみてください。