11月 アロマ&美容情報

2009/10/29

*** 寒い日のジンジャー ***
朝晩とだいぶ気温が下がるようになり、手足が冷えて辛いという方も多くなってきました。
アロマセラピーで使う精油に中には、血行促進、加温作用のある精油もたくさんありますが、
今回はその中で皆さんもよくご存知のジンジャー(Zingiber officinale)をご紹介します。
ジンジャー(生姜)は、東洋では昔から料理や薬用のスパイスとして使われてきました。
中世には「スパイスの道」を通ってヨーロッパへ伝わり、抗感染作用があるためペストの
感染防止にも使われていました。
漢方では、強い陽の力を持っているジンジャーは、体内の水分量を調節し、
またその水分を温めると言われています。
そのため寒さと水分の問題から悪化しやすい流感・リウマチ・筋肉のこわばり・風邪などに
効果を発揮します。
また、心理的な面では、感情を慰め暖かい気持ちにし気分を引き立てる作用があります。
寒さで心も体も縮こまってしまった日には、ジンジャーのフットバスやお風呂で心身を温めては
いかがでしょう?
<ジンジャーハニーミルクバス>
カップ1杯のミルクに大さじ3のハチミツ、ジンジャー精油3滴を加えてよくかき混ぜ、
お風呂に入れてよくかき混ぜてから入りましょう。
ミルクとハチミツの保湿効果で、お肌もしっとり。そしてジンジャー効果で体はポカポカしますよ。
*ジンジャーは皮膚刺激のある精油です。用量に注意してお使い下さい。