10月健康情報

2017/09/29

今年の夏は急に寒くなったりと気候の変動が大きかったためか
腎臓や股関節に変動が出る人が多いように思います。
10月に入り空気が乾燥してくると皮膚が締まってきます。
皮膚が急速にしまってくることで呼吸器に負担がかかり、そのために
咳や風邪などを通して呼吸器を改善しようと体は働きます。
呼吸器の負担が多くなると腎臓がその負担を肩代わりしてくれます。
腎臓に負担がかかると異常食欲、むくみ、だるさ、尿の異常、イライラが
起こってきます。
発汗をすると皮膚がゆるみ、皮膚が緩むと腎臓の負担が改善されます。
つまり秋は腎臓が要になるわけですが、腎臓を助けるのが発汗ということに
なりますので汗がかけるときは積極的にかいてください。
ただし、冷えの問題に気を付けて書いた汗はこまめにふき取ってください。
また、汗がかけず腎臓の負担が多くなると、下痢を通して腎臓を改善しようとしますので
この時期の下痢の多くは止めないでください。
(おへその真裏の骨が腰椎の3番目の骨になりますがその一つ下の骨の
両脇を触って硬くなっていたり痛みがある場合の下痢は止めないといけませんので
注意してください)
そのように10月は呼吸器と腎臓に目を向けて滞らせないようにすることが
健康の秘訣になります。
病気を治そうとしたり、予防しようと考えたりすることよりも、体の自然な変化を
妨げないようにすることに手をかけること、さらに言えば呼吸器や腎臓をもっと鍛えて
いこうとする積極性が本来の健康的な生き方ではないかと思います。